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1.警察の安易な逮捕と送検

そもそも強制わいせつとは以下の通り定義されています。
[刑法第176条]
13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、6月以上10年以下の懲役に処する。(以下略)


つまり、私が依頼者から相談があると言われて依頼者宅を訪れ、そこでむらむらしたために、依頼者に暴行又は脅迫して無理やり身体を触ったということになります。 こんな不自然な作り話を真に受けられてはたまったものではありません。 行政書士を業としている以上、最低限の思慮分別は持ち合わせています。 どういうことをすればどういう結果を招くかなど、一般の方以上にわかるし、神経質になります。


私は警察での取り調べに対しては任意の段階から最大限協力し、黙秘することなく事実をありのままに述べてきました。 当然です。私は何らやましいことはしていないし、黙秘する理由はありません。 事実を告げれば理解してもらえるはずだし、まさか逮捕されるなどとはカケラも予想していませんでした。 にも関わらず私は逮捕され、あろうことか実名報道までされてしまいました。 しかも、その内容は相手方の言い分を鵜呑みして、私の主張など無視した一方的なものです。


担当刑事は、初めは「逮捕の必要はない」などと言っており、逮捕の段階では「自殺とかされるといけないので」と言っていました。 こんなことで逮捕され、実名報道までされて、それこそ一時は自殺まで考えなくもありませんでした。 しかし、その前に戦わなくては不愉快です。


警察が被疑者を逮捕するのは、被疑者が逃亡や証拠隠滅などをするのを防止するためです。 自殺防止で逮捕されてはたまりません。 被疑者が有罪かどうかを判断するのは裁判所ですが、その前段階で、裁判に付する(起訴する)のが相当かどうかを判断するのは検察です。 検察が起訴を決め、裁判所で審理して有罪が確定して初めて犯罪者となります。 警察に逮捕されただけで有罪と判断されるのであれば、検察も裁判所も必要ありません。 そのような理屈は、この国では大学の法学部にでも行かなければきちんと教育されていないのです。 中学くらいの社会科で少しは教えるかもしれませんが、受験にあまり影響しないので、誰も真剣に考えていません。 無罪推定の原則を軽んじることの危険性は近現代史を真面目に学べばわかることですが、それは同時に憲法を学ぶことになるから、改憲に必死な自民党政権が知らぬふりを決め込むのは当然でしょう。 警察に疑われるイコール有罪ということになれば、どういう社会になるか想像するだけでも恐ろしいのですが、現実にはそれと近いことが行われています。 この世にデスノートが実在していたら、私はもう死んでいる。


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